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本のレビュー「株で富を築くバフェットの法則」

株で富を築くバフェットの法則

読んだ本について、僕の感想を紹介するコーナーです。個別株をどう買えばいいのか知りたくて読んでみました。

株で富を築くバフェットの法則―全米NO.1資産家の投資戦略
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目次

本の概要

 
著書 :株で富を築くバフェットの法則
著者 :ロバート・G・ハグストロームJr
訳  :三原淳雄、土屋安衛
発行日:1995年9月21日(初版発行)
発行所:ダイヤモンド社
おすすめ度:★★★☆☆

 

著書について

著書には、以下のような推薦・紹介文があります。(一部抜粋)

ウォーレン・バフェットは、歴史上、最も成功した投資家である。ベールに包まれていたその成功の秘密を分析した本書は、一般の投資家だけでなく、アナリスト、ファンドマネジャーにとって投資のバイブル。今まで読んだ東西の投資の実践書のうち最高の傑作である。

 

 

 

著書の内容と感想

本の概要

全部で294ページの本です。翻訳本であるため、言い回しや固有名詞が、頭に入って来ずらい部分があり、読み進みにくい印象があります。その分、本のボリュームも多く感じます。また実際に、1ページ内の文字数も多く、ボリュームがあります。
内容は、基本的にはウォーレン・バフェット氏の投資の歴史を紹介するものです。実際にどういった企業の株をいつ購入したのか紹介するとともに、その時のバフェット氏の考え方を紹介しております。時代背景が異なりますので、現代の資産運用にそのまま通じるものとは思いませんが、考え方が非常に勉強になります。
この本を読んだ結果、「明日から個別株を購入しよう!」とはなりませんが、個別株を買うためのいろいろなヒントがあると感じました。

あらすじ

第1章: 全米一の資産を築いたバフェット氏の生い立ちや、初期の投資内容などが紹介されています。
第2章: バフェット氏の2人の恩師が紹介がされています。2人の恩師とは、ベンジャミン・グレアム と フィリップ・フィッシャー で、バフェット自身「私の15%がフィッシャーで、85%がグレアムである」と言うほど影響を受けた人物です。グレアム氏は、計量できる固定資産や利益、配当などを重視し、リスクを避ける方法として分散投資を進めている。一方で、フィッシャー氏は、その裏返しとも言える。質を重視し、将来の見通しや経営力(経営者)などの要素を重視する。
第3章: 株式市場の特性などを紹介。
第4章: 株を買うのではなく企業を買うという最も重要な考え方を紹介。
第5章~第7章: バフェットが実際に投資した企業の歴史を元に、4章までで述べてきた考え方を具体的に紹介している。
第8章: 「まとめ」として、バフェットの投資法の本質に迫る。

感想

投資の指南書というよりは、伝記に近い内容に感じます。ただし、8章のバフェットの投資法に関する記述は、現代においても、通用する考え方だと思います。
「投資」が「投機」になってしまってはまずいですよね。そう思うとなかなか個別株への一歩を踏み出せませんでした。しかしながら、今回、この本に紹介されているような考え方を取り入れつつ、投資してみようと思いました。ただし、リスクがあっても構わないような、お小遣いの範囲で、、、


2014年に改訂版が出版されています。

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