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本のレビュー「PMO導入フレームワーク」

PMO導入フレームワーク

 

今日は、「PMO導入フレームワーク」のレビューをしていきたいと思います。
PMO導入フレームワーク ~プロジェクトを成功に導く、人・組織・プロセス・ツール~
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目次

本の概要

著書 :PMO導入フレームワーク
著者 :高橋信也
監修 :峯元展夫
発行日:2010年7月30日
発行所:生産性出版
おすすめ度:★★★★☆
僕自身「PMOって何?」という状態から本書を読みましたが、PMOという仕事を理解するためにはとても良書かと思います。プロジェクトを成功に導くにはどういう組織であるべきか?ということを考えさせられます。

著書について

あとがきで以下の説明があります。PMOの役割や機能・成果を具体的に説明したこの本は実務者のガイドブックになりえる良書だど感じます。

本書は、プロジェクトマネジメントオフィス(以下PMO)を第一線の実務者の立場から解説したものである。単に机の上で論じられたものではなく、いわば”血と汗”が通っている。そこにPMOの実務者の視点から投げかけられる多くの疑問を解く”鍵”が示されていることが本書の特徴である。

著者について

著者については、以下のような説明がされています。(一部抜粋)

株式会社マネジメントソリューションズ代表取締役
大学卒業後、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。CやC++によるプログラミングから業務設計まで幅広い工程を経験した後、外資系コンサルティング会社でマネジャーとして経営管理・業務管理のコンサルティングプロジェクトに携わる。その後、内部の目でマネジメントを経験したいとの思いから、事業会社のシステム子会社へ入社。その当時、最年少プロジェクトマネジャーとなる。グローバルシステム開発プロジェクトのPMOリーダーとして活躍。現在に至る。

あらすじ

第1章 PMOという組織ができた背景や課題に触れられています。
第2章 「参謀型」「管理実行型」「事務局型」といったPMOのタイプの説明があります。
第3章 PMOを実施していくうえで必要なスキルの紹介があります。
第4章 PMOの実務における事例の紹介とその対策方法の記載があり、実戦的かつ有用な情報となっています。
第5章 ツールの紹介です。
第6章 PMOの熟成度(スキルアップ)に関する記述があります。

著書の内容と感想

本の内容

実戦的な本です。全部で201ページの本ですが、それほど長いと感じません。これからPMBOKなどを勉強しようと思われている方は、その前に本書を読むことで、「形式だけの管理では成果が上がらないこと」が理解でき、とても有用なのではないかと思います。また、プロジェクトマネージャをされている方にとっても、プロジェクトの進め方という観点で非常に有用な本だと思います。

感想

本書にも何度か登場する言葉ですが、”管理屋”になってはならないという内容が、非常に共感できました。プロジェクトを進めて成果を得るには、関係者がマネジメントについて理解し、”腹落ち”することが重要だと感じました。
この感想がこの本を購入しようと考えている方の参考になればと思います。

 

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